複合材料とは

2つ以上の性質が異なる素材を各々が相を保った状態で界面を密着させた材料であり、強化の為の補強材(繊維等)とそれを支持する母材(マトリックス)から構成されたものを示す。

樹脂系の複合材料になるとその物性は強化繊維とマトリックス樹脂の体積比で決まる為、強化繊維の強度が100%反映されるわけではない。

身近な複合材料

複合材料の物性を決定するものとして、以下の点が重要です。

①樹脂と繊維の体積比
(長繊維>短繊維)



②樹脂の含浸性
(樹脂の粘度)

③樹脂と繊維の密着性
(繊維の表面処理)

各種材料の種類と特性

不連続繊維と連続繊維材料の違い